中学生・高校生・大学生、さらには社会人になっても、“やるべきことの多さ”に圧倒され、心が疲れてしまう人は少なくありません。
「自分が怠けているのかな」「他の人はできてるのに、なぜ私は…」と、つい自分を責めてしまうこともあるでしょう。
この記事では、「課題や宿題が多すぎる」と感じてつらいあなたへ向けて、心の整理と、現実的な対処法をわかりやすくお伝えします。
課題が多すぎて苦しいとき、まず考えてほしいこと
あなたの“しんどさ”は、ちゃんとした理由がある
「やらなきゃいけないのにできない」という状態は、決してあなたの努力不足や意志の弱さのせいではありません。
課題が多すぎてキャパオーバーになっているとき、脳はフル回転し続けていて、心も体も疲弊しています。
見えないストレスが重なって、やる気や集中力が続かないのは当然の反応。
まずは「しんどい」と感じる自分を否定せず、「よく頑張ってる」と認めることから始めましょう。
優先順位を見直すだけで、気持ちは変わる
課題が多すぎてパニックになると、「全部やらなきゃ」と思い込みがちです。
でも実際には、「優先度の高いもの」から片付けることで、気持ちもスケジュールもずいぶん楽になります。
- 提出期限が早いもの
- 評価に大きく関わるもの
- 自分が苦手な科目または簡単に終わるもの
このように、やるべきことを“見える化”して整理するだけで、やる気が戻ってくることも多いです。
時間管理がうまくいかないのは普通のこと
「時間の使い方が下手」と思う人もいるかもしれません。
でも、そもそも私たちは“マルチタスク”が苦手な生き物です。やることが増えると、どれにも集中できなくなるのは当然のこと。
大切なのは、すべてを完璧にこなすことではなく、「一つずつ、確実に進めていく」こと。
スケジュール帳やアプリを活用して、30分単位で“集中時間”を区切っていくのもおすすめです。
具体的な対処法──課題の山を少しずつ崩す工夫
タスクを「小さく分ける」
「数学の課題を終わらせる」ではなく、「1問解く」→「5分休憩」→「次の問題」というように、“超小さな目標”に分解してみましょう。
小さく達成できると、脳が「できた!」と感じ、次の一歩を踏み出しやすくなります。
「終わったタスク」を見えるようにする
付箋やチェックリストにして、終わった課題を「消していく」「貼り替える」など、視覚的に変化を感じられる工夫も効果的です。
“やった感”があることで、達成感や安心感が積み重なっていきます。
誰かに相談する・話す
「手伝ってもらう」ことができなくても、「今ちょっとつらい」「課題が多すぎて困ってる」と話すだけでも、心が軽くなるものです。
家族・友人・先生・カウンセラーなど、信頼できる人に話してみましょう。
共感してもらえるだけで、自分を追い詰める気持ちが少しずつほぐれていきます。
心を守るためにできること
「今の自分のままでOK」と思っていい
課題がたくさんあると、「全部終わらせて、ちゃんとしないと」と思いがちです。
でも、すべての課題を完璧にこなすことが「良い自分」ではありません。
「今できていること」や「今日ちょっと頑張ったこと」を見つけて、自分を肯定してあげましょう。
生活リズムを崩さないことが大切
忙しいと、つい夜ふかししたり、食事をおろそかにしてしまいがち。
でも、心と体はつながっています。睡眠や食事を整えるだけで、集中力や気力はぐっと戻ってくるものです。
「自分に合ったやり方」を探すことも、立派な努力
みんなと同じやり方が合わないこともあります。
- 図やイラストで覚える
- 音読して理解する
- アプリやツールを使う
自分なりの「集中しやすいやり方」「覚えやすい工夫」を試してみてください。
それは“甘え”ではなく、自分の力を発揮するための前向きな工夫です。
おわりに──終わらなくても、あなたの価値は変わらない
「課題が終わらない」「やってもやっても終わらない」そんな日々の中で、自分を責めたり、無力に感じたりしてしまうかもしれません。
でも忘れないでほしいのは、「終わらないこと」=「ダメな人間」ではないということ。
やることの多さに向き合いながら、それでも少しずつ頑張っているあなたは、本当に立派です。
無理のないペースで、心と体を守りながら、目の前の一つずつに取り組んでいきましょう。
あなたのペースで大丈夫。「できない日」も、「がんばった日」も、どちらもあなたらしい歩みの一歩です。